御手洗 潮待つ港Ⅰ Nikon F80
とびしま海道のほぼ先端にあり、古くからの潮待つ港である。
2020年8月に訪問。
訪問するためには3つルートがある。
①竹原港からのフェリー、②とびしま海道をバス、③今治港からフェリーで岡村港へがある。今回は竹原港からフェリーで訪問。
御手洗港
御手洗港の朝
この港で、かつて坂本龍馬なども潮を待ったそうだ。海運が中心だった時代、この地域は大いに栄えた。
Nikon F80はNikonフィルムカメラ 最後期のカメラ。今のデジタルカメラからスムーズに使える。軽くて使用しやすくグリップなども取り回しも素晴らしい。そして何より安い。数少ない不満(わずかなシャッターラグ、縦グリップにシャッターボタンがない)以外は素晴らしい費用対効果の高いフィルムカメラ 。
尾道 黄昏 夜の帳 (FUJICA ST801+Fujinon 55mm f1.8)
尾道に2020年9月頃訪問。
尾道水道、本州と向島の間は海峡ではあるが、200〜300mほどしか距離がなく、泳いで渡れそうな距離感。ここには日本で一番短いフェリーがある。平日だったので、多くの人たちが船を利用して家路へと急ぐ、そんな時間。ゆったりとした時間が流れていた。
電車も、どこかのどかなボックスシート。
新倉敷駅を出たところ。
ちなみに、新尾道駅は、山側にあり、海側の尾道駅から少し離れている。
尾道水道に月が出ていた。
ここにいる人、思い思いの考えを巡らせているような、そんな感じだった。
造船所の横を、帰り道を急ぐ人たちを載せた渡し舟が通りすぎる。
生活がある。
明かりがあるところでは、フィルムもよく写る。
青空や夕暮れの色に、FujiFilmの現在のデジカメであるxシリーズっぽさを感じる。
使用した、Fujica ST801, EBC Fujinon 55mm f1.8は、カメラ屋で合計1万円ほどであった。
露出計を動作させるのに、プレビューボタンを押さなくてはならない(このカメラ自体が故障なのか?)など少し癖があるが、しっかりとした作りの良さを感じさせるカメラ。
続く・・・